

promener coin de park
私の住む町には森のような大きな公園があります。 その公園には四季が豊かで、いつも季節の発見があります。 今日は仕込みの合間をぬって、キンモクセイを探しに朝の散歩をしました。 昨夜は雨が降っていたせいで、公園はしっとりとしていました。 歩くとひときわキンモクセイの香りが強く感じられました。雨露に濡れたキンモクセイは美しかった... キンモクセイの花を使ったメニューを考えてみようと思います。


色
仕込みをしている時、いつも思う事は、自然が作り出す色が本当に美しく、とても胸がいっぱいになること。 何かを作る時は必ず、 「季節感=旬」を大切にしていますが、本当に旬なものは、「食べて欲しい」と言うアピールの為に、最高に美しく、一番おいしいのだろう。 理にかなった自然の姿を見るたびに、本当に命は素晴らしいなと思い、素材を見極め、大事に扱いたいなという気持ちが芽生えます。 幼い頃、よく祖母に、 「全ての事に、感謝しなさい」 と言われていた事を良く思い出します。 本当に感謝し、この仕事に携わりたいと思います。


Scone
la grive の Sconeは、ガリガリとした食感とバターの風味がしっかりと感じられるように作っています。 あえて中には何も加えず、粉とバターでできた味を大事にしています。 シンプルな焼き菓子ですが、食べ応えがあり、コーヒーや紅茶にとても合うメニューになります。


お待ちしております
小さなお店へのスタート 15年間の経験を元に、少しずつ自分が形にしたかったお店を始めるためのスタートを切ります。 「足を運んでくださった方が、それぞれの満たされた時間を味わっていただけるように...」 そんなお店をいつか開きたいと思い続けてきました。まだ実店舗を持つことはできていませんが、 それでも気持ちはそのまま。お店がなくたって、 毎日お店に立ち、笑顔でお迎えしているという姿勢を持ちたいと思います。 そして本当に美味しいと思えるものをご用意したいと思っております。


petit a petit...
少しずつですが、お店をはじめる準備をしました。 お店を始める為には、たくさんの準備が必要だということはわかっていたけれど、 次から次にやらなければ行けない事がでてきてしまい、混乱してしまいそうになるけれど 「ひとつひとつの事をひとつひとつ確実にクリアして行く事が一番の近道」だという事は身にしみていたので、深呼吸をして、ひとつひとつ。 それを教えてくれるのは、私の一人娘、お店の屋号でもある”つぐみ”です。 彼女は11月1日に誕生しました。その誕生日はつまり、「111」=「1つ1つ丁寧に」。 少々当てつけのようにも思いますが、私が焦ったり戸惑ったりした時には、その事を思い出し、前向きに歩くようにしています。