no title
Bon vivant vivantは「生きている」という意味。そこにbonが付いて「幸せに生きる」。
私はそんな言葉の意味を探っている途中です。本当は自分のお店を持ちたい。
これは、本当に小さな頃からの夢なのです。でもそれが簡単には叶わない。正しくは叶えていないという状況です。私の中での、お店を持つという意味が、自己満足としてだけではいけないと思うその葛藤からというのも大きな理由です。
いつも立ち止まってしまい、先へと進めていないのかもしれない。
のろのろとしていて、周りは歯がゆいかもしれない。
いろんなお店がある中で、お店の意味はなんだろうと考えてしまうのです。消費や利益のためだけのお店なんて絶対やりたくないし、ロスになった食材をためらいもなく捨てるようなお店なんて絶対に嫌だ。
私はいつか自分のためだけだけじゃない、開かれた形の誰かのためになりたい。
それが今は形にならなければと思う。いろんなお仕事の中に、少しずつ見つけている。
幸せに生きるとは、自分だけが幸せなのではダメなんだ。
でも幸せの形はひとそれぞれだし...などと堂々巡りなのだけれど。
ただ1つわかっていることは、私はいま自分の中にある気持ちを「育てる、育む」ということ。la griveを育てていくこと。それはすぐには成し得ないこと。時間をかかること。
堂々巡りしながら、きっといつか叶える日が来るのだから。簡単じゃないからこそ、生きていることを感じるはず。やりたいことを叶えるには、時間がかかるものだということ。
『その日』を信じて、進もう。迷ったり、戸惑ったりしてもお店を持つということに向かっていると思うと、体が解き放たれていくのです。